アーティフィシャルフラワーの主な材質は、「ポリエステル」です。
この材質だからこそ、直射日光にも強くて、多少の雨でも大丈夫

埃がついても、やわらかい刷毛などで、そっと取り除いてあげるだけでいい。

など、とてもよい点もありますが、一番やっかいなのが、縁のほつけです。
きっと、この「縁のほつけ」が気になった方はおられるはず。

お花の材質によっては、縁がほつけにくいものもありますが
一部の花材はどうしてもほつけやすものもあります。

花瓶などに作り上げるフラワーアレンジなどの場合は、あまり手で触れることが
ありませんので、花が痛むことはほとんどありませんが、
コサージュや髪飾りなど身に付けるものは、付ける時にお花を手で触ってしまったり、
コサージュなどは動くたびに洋服などに触れてしまったりするため
花びらの縁から糸がほつけてしまうことが起こったりします。

どうしても、ほつけてしまったりした場合は、縁をハサミでカットして下さい。

カットする際は大きくカットしすぎて、花の形状を損なわないようにして下さい。

カットする場合は普通のペーパーハサミより、布きりバサミの方が良好ですが
最も良いのは以前お話しました専用はさみです。

専用ハサミは先端が細く、刃の噛みあわせがしっかりしていますので
先端でも綺麗に「ほつけ」をカットできます。
普通のはさみは先端での切れ味が悪いため、カットしにくいのです。

カットの道具はさておき、カットされた後、透明のマニキュアを縁にぬって
あげると、再びほつけることはありません。